年末年始PAWARA号1stクルーズ ②兆し編

2011/01/24

 1回目のクルーズ、年が明けてからの続きです。
引き続き「グラデーション」、「ライティング」に頭を悩ませつつ・・・

Tachai Pinnacle 「大物運戻るが・・・」の巻
当たれば大物に当たり、外れれば激流れのTachai島、
North Pointに引き続きソフトコーラルが美しいポイントです。
ストロボの位置、角度、強さをあれこれと試しながら撮ってました。


・・・光の当て方はまあまあ狙いには近づいてきたのですが、
どうも海団扇だけだと止まった感じになってしまいます。
やっぱりアクセントとなる小魚や浴衣羽太あたりがいないと何か物足りない感じです。
後から塾長のご指導では潮当たりの逆側でがんばってたのがちょっとした反省点ですね。
撮りたい構図、太陽の向き、潮当たり・・・「これは!」となる条件をそろえるのは難しい。

ピナクルのトップに近づき、
小魚もキラキラ、山吹もアクセント、ソフトコーラルも色とりどりと、
「これは!」ポイントをようやく見つけたと思い頑張ってましたが、その時!!


出ました。虎ふ鮫ことレオパードシャーク!!
2シーズンぶりの久々に大物に大興奮です。
一応動きも読んでシャッターチャンスを狙ったのですが、彼は体を翻しまた遠くの方に・・・


これまた船に戻っての塾長との反省会で挙ったのですが、
もうひと呼吸ふた呼吸待っていれば、上のきれいなソフトコーラルとレオパードのコラボが見えたかも・・・
かなりいい絵になりそうだっただけにショックも大きいですね。
昔「冷静と情熱のあいだ」とか言う小説や映画があったみたいですが、
ホント冷静な視野の広さと情熱的なアプローチをあわせもちたいと思ったシーンでした。

と海の中の話は続き、なんとかその後追っかけて着底した彼を激撮。


左上のストロボを強め、右下からのストロボを弱めにする事で
上手く陰影もつけられたかなというお気に入りの一枚ですね。
因みに後ろのダンディなダイバーは写真部ゲストで投稿もしてくださっている「モスのかおる」さん。
反省点はありつつも満足感の大きな楽しいポイントでした。

Richelieu Rock 「ワイドもマクロも悩ましい」の巻
アンダマン海で最も人気の高いポイント、
スピードボートで来る際は島影もなく荒れると船に弱い自分は大変になる場所ですが、
クルーズ船なら揺れも少なく腰を据えて3本ほど潜れます。
すっかりブログではおなじみのBoominさんのトマトアネモネフィッシュも
この回も撮ってはみたものの、完成度が低いので2ndクルーズの時にでも。


ここでは金線笛鯛のぐっちゃり群れとソフトコーラルも入れて
撮ってはみたかったもののあまり絡ませられず。
量に圧倒されるものの↑のようだとRicheliuらしさをあまり出せていない感じです。
昔だったら群れを撮るだけで満足ですが、欲は深くなる一方です。


おなじみ振袖海老もおさえてはみたものの、あまり構図もいじれない岩の奥だったためこの程度で。
タイガーテールも撮りたかったけどデコも出ちゃって納得の一枚は撮りきれず。
今回ナイトロックスを可能な限りほとんど使ってたんですが、
サンセットダイブはノーマルタンクだったのが裏目となりました。
潜る前から撮りたいものと深度のイメージをして、スタッフと相談した方がよいですね。

写真的にはちょっと消化不良でRicheliuの魅力を伝えきれないですが、2ndクルーズで挽回します。

Koh Bon West Ridge 「久々の再会」の巻
アンダマン海屈指のマンタポイント、
数日前には不発でしたがクルーズ最終ダイブのこの回は見事に遭遇!!
ちなみに今まで「マンタ」と呼ばれていたものは実は2種類に分類されるそうで、
大きい方が従来通り「鬼糸巻エイ」、小ぶりなのは「南洋マンタ」になるそうです。
こちらで出るのは本家本元?「鬼糸巻エイ」。

流石にクルーズ最終回、ダメ出しのフィードバックもじょじょに効いてきたのか、
冷静に太陽を入れた際の適正な露出も決めておいて、後はイメージにあわせてフレームの中に。
今考えると自然光の距離なので、ストロボをいったん切って連射とか試みてもよかったかもです。


この回はダイバーのマナーよい潜り方に応えてくれたのかExitまでずっと居てくれました。
枝珊瑚、雀鯛の群れとマンタとかも撮れたら面白かったですね。

おまけ
やたらムッキムキのブーメランパンツ一丁のファランのじーちゃん(写真の右下)
ビデオカメラを手にやたら泳ぎも上手いのか、マンタを撮ると必ず写真の中に居るとの専らの噂。
ダイバーの進化形はこのような形はいいのかわるいのか・・・




おまけ2
この回のクルーズ相部屋のゆたかさんの900本記念。
ただの900本記念ならブログにも載せませんが、ゆたかさんは写真部メンバのRYUJIくんの上司!!
マンタにも祝ってもらって充実の記念ダイブでした。
あちこち潜りに行かれている素敵な方で理解のある上司が居るってとてもうらやましい限りです。



とダメ出しも数多くありましたが、
海況もよく魚にも恵まれ楽しく無事に1回目のクルーズの任務完了できました。
写真的にはまだまだでやる事だらけですが、
学んだ事はかなり多く目から鱗の4泊4日を過ごせたかと思います。

次はLapin de merさんとの2ndクルーズ合宿編に続く・・・か。

12 コメント:

Lapin de mer さんのコメント...

大物三昧うらやましいです。
やっと登場ですねーレオパードシャーク(^u^)
本当に表面の感じが表現されていて「陰」の効果がうまく生かされているなーとBig BlueでTK4顧問から見せていただき 「撮りて~」と うらやましくなった一枚です。
ウチワでの撮影では潮の当たる側から撮影するのがいいのですか?ポリプが開いているからですか?小魚が流れに向かって頑張って泳いでいるからですか?魚は裏に回って流れから身を守っていましたよねー部長と潜った時は?

四八式潜水機 さんのコメント...

Lapinさん>
団扇の潮当たりはLapinさんのおっしゃる通り、
ポリプの開きと魚の泳ぎと両方なんじゃないかなぁと思っています。

ただTachaiで頑張ってた時とかは自分自身流されてめちゃめちゃでしたが(笑)

潮当たり、潮裏どっちがよいか
状況に応じた適切な判断とアプローチが出来るように
観察力や構図力といった自分の中の引き出しを増やしていきたいです。

Big Blue スタッフ さんのコメント...

潮の向きは、断然!表の方が良いですよ。
ポリプは流れていないと開きません。
スカテンやヤマブキなどの絵になる脇役も潮表に集まります

流れが強ければ強い程、よりポリプが開き、小魚も集まります。
が、潮表から撮ると言う事は、背中から潮流に押されながら撮る、
ということになるので、タイの海のように着底禁止の場所では、
かなり高度な泳力が必要です。
フィッシュアイの場合、自分のフィンが写っちゃうなんて事も・・・

でも、潮表の方が断然綺麗なのです。

四八式潜水機 さんのコメント...

高度な泳力・・・痛感しました。

撮影術に加えて潜水術の向上も必要ですね。
課題ばかり、やる事だらけですががんばります。

Dr.R さんのコメント...

その節はうちのBOSSがお世話になりました。
そのBOSSの理解もあり、今年はクルーズに行けることになりました。

しかし、一度言われてしまうと、マンタよりブーメランが気になっちゃいますね。

Big Blue スタッフ さんのコメント...

イヤイヤ、四八式潜水機さんは十分高度な潜水術をお持ちですよ。

追記:

前記は、穏やかなタイの海でのお話です。

流れがもっとも〜っと強い時、場所では、
魚たちは根やウチワの陰に隠れます。

そんな時のコツは地形をうまく利用して
自分は潮の裏の流れの陰の穏やかなところに居て、
でも目の前はびゅんびゅん流れているところを狙うと良いですよ。
流れているところと、穏やかなところの境目に魚が集まります。
サンゴのポリプも全開です。
でも、自分の居る場所は穏やかで楽チンなのです。

Take4

sho さんのコメント...

レオパードシャークキレイですね~^^
ストロボは2つつけてるとついつい影やムラのないライティングに
しがちですが、このような被写体の場合は、立体感がものすごくよく出ていて、狙いばっちりですね。
今度真似してみたいと思います^^

四八式潜水機 さんのコメント...

Dr.Rさん>
ゆたかさんは、
サメ好き大物好きの素敵な方でいろんな海の話が聞けて勉強になりました。

これからさらに良くなるシーズンまっただ中に
クルーズに乗れるのはうらやましいです。
また違う切り口でアンダマン海レポート楽しみにしとります。

ブーメラン出逢えることを願っております(笑)

塾長>
2回目のタチャイは結構流れあって潮表に回って失敗しました。
こういう時は流れのありなしのキワを狙うべきだったんですね。
次チャレンジしてみたいと思います。

shoさん>
ありがとうございます。
今回ずっと意識するようにしてたのでなんとか立体感が出せてよかったです。
ライティング奥が深いですね・・・

もすのかおる さんのコメント...

なつかしいなぁ。。。 もう1ヶ月近く経ってしまいましたね。楽しいトリップでした。

このトリップではソフトコーラルの美しさを再認識すると共に、そこを住処とする生物達の生態も興味深かったです。
そして、部長のランタンが”誓の言葉”を抱いて大空へ羽ばたいていったのもカンドー的でしたよ。(笑

しかし、それにしても帰ってきてから写真の整理してますが、うむむ。。お見せできるようなものが、ほぼゼロ? はたして投稿できるのだろうか な状況です。(泣

めげずに次回のGW TAOで大物を狙います。

四八式潜水機 さんのコメント...

かおるさん>
気づけばもう2月。早くも遠い昔になりつつありますね。
やっぱり鮮やかな色彩の海で、また潜りたいとホント思います。

写真はやっぱり難しいですかねぇ。
僕もだんだん苦しくなってきましたががんばります・・・

GWタオは私も早速手配しちゃってます!
またお会いできるのを楽しみにしています。
今年こそはリベンジしましょう。

Shing さんのコメント...

ひと言、高度ですね〜。
"撮りたい構図"、"太陽の向き"までは、陸上でも考える事ですが、"潮当たり"かぁ。水中でそんなに考えられないですよ〜。

レオパードシャークの写真のようなライティングのバリエーションを自分の中でも色々蓄積したいですね。
勉強になりました、ありがとうございます!

四八式潜水機 さんのコメント...

Shingくん
陸以上に計算?演算?する事が多くて自分も大変さを感じます。
潜り込んで身につけたいところだけど、
そういかない場合はなるべく陸でも出来る限り意識して訓練したいと思ってます。

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