PAWARA出航 !! Vol.2 グラデーション

2011/01/19
海の碧さを表現できるワイド写真。水中で見たこと 感じたことを できるだけリアルに表現できたらなあ~と試行錯誤しています。なかなかイメージ通りにはいかず トホホ...の連続です。フィルムで撮影したプロカメラマンの作品を見ると 光の差し込む様子や 碧のグラデーションが見事に表現されています。
碧にも水深や太陽光の強さや透明度によって濃淡があります。デジタルでも撮る人が撮れば それをバッチリ表現できるのに...
カオラック入りした時にTK4 顧問から見せていただいた ぶーみんさんの作品は このような課題をクリアーするために 構図に気を配り 太陽の中心を外して撮影されており 光のカーテンがきれいに表現されていました。さすがです(^◇^) ということで 今回のクルーズでは 太陽の位置を考えてワイド撮影に奮闘してきました。
先ずはトップのコブシメ。少し離れた場所にペアでいました。オスはホンソメワケベラに気持ち良さそうにクリーニングされていました。イカもクリーニングされるんやなーと初めて目にしました。カメラを水底に近づけてあおって撮影することによって 背景に水をたっぷりと入れることができます。このような場合は もちろん「ノールック」でファインダーは覗けません。その結果 太陽がまともに絵の中に入ってしまいました。

2 枚目のコブシメは太陽を入れないようにとファインダーを覗きながら撮影しました。パソコンではどちらも ”それなりにOK” かもしれませんが プリントすると 1 枚目では太陽が白い円となり それを中心にきたない碧のグラデーションができてしまいます。ドーナツ状のリングが並んでしまうのです。アンダマン海のように透明度が30m オーバーという海ならまだいいのですが ホームの柏島(平均15m )ではこのドーナツが目立ってしまい きたないグラデーションになってしまいます。2 枚目のように 太陽を外してやると 碧のグラデーションが表現できます。

同じくこのキンセンフエダイも太陽が入りすぎてしまいました。もう少し太陽を外してやると碧のグラデーションや光のカーテンが表現できたのではないでしょうか?
次のトマトアネモネフィッシュはできる限り太陽を外したつもりですが 思うように構図が決まらず 中途半端な仕上がりとなってしまいました。
次の巨大なイソバナは動かない被写体でもあり じっくりと構図を考えて太陽を外して撮影したものです。モデルをしてくれている Kuma さんと比べてみてください ! ちなみに Kuma さんは135kgだそうです。めちゃくちゃでかそうに見えませんか(^u^)曇っていたのが残念...
絞り優先オートとかSS 優先オートではイメージした 碧を表現することができず 自分はマニュアルで撮影しています。その日のコンディションで画面を見ながら 絞りとSS を変えながら 好きな碧に近づけていきます。顧問からは ”感覚” だけでなくヒストグラムを見て 自分のお気に入りを ”データ” として覚えておくことの必要性も教わりました。
ラスト2 枚は 太陽を背にして まったく太陽を入れずに順光で撮影したものです。
しかし リアルな感じを出すにはどうしたらいいのでしょうか???
色々考えながら撮影はしているものの「よっしゃー !」というのが思うように撮れません。水面のキラキラ感。光の差し込む何とも言えない美しさ。碧い水のグラデーション。みなさんは 感じた感動をどのように表現していますか?ぜひアドバイス下さい !!
次回は アンダマン海のアイドルたちを紹介したいと思います。






8 コメント:

四八式潜水機 さんのコメント...

Lapinさん、
グラデーションの考え方やヒストグラム、データ覚える話等々、
ワイドの光講座はツボおさえてあってばっちりですね!
おかげさまで言う事ないので私の次のブログもお気楽にやらせていただけそうです(笑)

同じく「よっしゃー」な写真はなかなか撮れんのですが、
見た感動を絵に反映するには、ピクチャースタイルやホワイトバランスも気になり始めました。
まだ後からコテコテいじってイメージに近づけたりしてるんですが、
こちらも自分のデータを覚えていって、
現場でほとんど仕上げるくらいになりたいなあと思うております。

次のアイドル紹介も楽しみにしとります!

Lapin de mer さんのコメント...

デジタルは 知っていると役に立つ機能がたくさんあって 機械音痴の自分には難しすぎます。ほとんど 設定を変えてたことがありません。

しかし フィルムで撮影している人って 出来上がるまで 撮った画像を確認することもできないし 1ダイブでの撮影枚数も限られているし 本当に凄いですよね~ デジタルの良さをもっと有効活用して 「よっしゃー」の確立を少しでも上げたいものです。

部長がプレッシャーかけるので 頭を捻りながら 文章を考えています。
レオパードシャークはいつ 載せるのですか?う~ん早く見たいなー

ぶーみん さんのコメント...

マクロ以上にワイドは見たままの感動を伝えるのが難しいですよね。
私も失敗の連続です。
カメラのせいにしたくなることもしょっちゅうですが、
撮る人が撮れば、同じカメラでも素晴らしい写真が撮れる訳で・・・

太陽の位置確認、太陽を入れない、
この2点は最低限気をつけています。

Lapin de mer さんのコメント...

TK4顧問から ぶーみんさんの作品を見ながらレクチャーを受けました。
ノールックではなかなか太陽の位置を把握しながらの撮影ができず失敗の連続です。やはり 落ち着いて ファインダーを覗いて撮らないと難しいですね。
新しいカメラは どんどんと性能が良くなっているようですが ぶーみんさんが言うとおり カメラマンによっては カメラの性能をフルに生かして いい作品を撮っているので カメラのせいには できませんよね(^_^メ)
今年もワイドをできるだけ撮ろうと思っています。
水中で感じたことを できるだけリアルに ノンダイバーに伝えられたらと思っています。

Big Blue スタッフ さんのコメント...

水中ワイド写真の太陽光のグラデーションの出方は、
使用するカメラによって全然違うと思います。

ならば、特にどのカメラが良いか、と聞かれると思いますが、
僕自身がいろんなカメラを使ってきた訳じゃないので、
ここで言う事は難しいですが、単純には、同じクラスならば、
新しい後継機種ほど綺麗なグラデーションを出せると言えます。

ブーミンちゃんのカメラは特に古いので(笑)
ワイドで太陽光は無理がありますね。
キッスでも新しいのはずいぶん改善されてますよ。
Canonならやっぱり7Dは良いですよ〜。
NikonはLapin de merさんのD300はまだいけてる方だと思うのですが・・・
うちのRYOがD7000をゲットしたのでまたリポートします。

で、解決策としては・・・

1.最新機種を買う!(笑)
2.太陽光をギリギリ入れない構図を狙う

そして、それが果たして正解なのかは知りませんが、
僕が個人的には、太陽光を入れるときは、

3.一番明るくなる太陽の所が極力飛ばない露出を選ぶ

つまり、結構なアンダー(絞り込んで速いSS)で撮っておき、
現像の時に全体を明るくして仕上げます。
この時気をつけるのは、ストロボ光もアンダー気味で焚くということです。

あと、必殺技としては、

4.ワイドだけフィルムカメラ&ポジフィルムを使用する

と言うのもありますが、そんな何台も持ち歩く訳にはいかないので、
これは現実的ではないですかね・・・
でも、水中ワイド太陽逆光にはフィルムは強いですよ〜。

ま、一番手っ取り早いのは1番の最新機種を買う、って事ですね!(笑)
やっぱり、思いっきり太陽光入れた構図で
綺麗なブルーのグラデーションを作りたいですもんね。
あとは予算の問題ですな。

Take4

Lapin de mer さんのコメント...

自分もD300を使いこなせていないなーと思っています。
同じカメラで 上手に撮影している人 たくさんいますから(+o+)
修行不足です。。。
予算のこともあり 当分は 今の愛機で 頑張ります!
Ryoさんの D7000情報 よろしくお願いします。
雑誌では 『D300を超えたスペック!』と書いてました(*^_^*)
新しい物は やっぱいいんでしょうね~

太陽の位置を冷静に確認して 柏島でワイド修行頑張ります!

Shing さんのコメント...

ワイドでフィルム使いたいなと思って、ハウジングも残してあるけど、最近のポジフィルム、めっちゃ高い!
36枚撮りで1,000円、現像も含めたら2,000円弱いっちゃいますよ。

コメントテストも兼ねて、呟いてみました。。。

Lapin de mer さんのコメント...

デジタルでも うまい人の作品を見ると ちゃんとグラデーションや 光のカーテンを表現できてるもんなー。本当に カメラのことも知らない自分は ただただ 撮っているだけ状態。もっと たくさん機能があるはずなのに。全くD300を使いこなせていないと痛感しています。
今年も ワイド撮影&陸上撮影も頑張って もっとカメラに詳しくなりたいと思っています。

コメントを投稿