Amazing Sai Ree Beach<タオ島③>

2010/09/17
 「セイル・ロック」や「チュンポン・ピナクル」に代表されるワイドポイントでは驚きの連続だったが、ダイビングへの出発点、サイリー・ビーチでも驚きの連続だ。ダイビングはもちろん、ダイビング後のビーチも楽しい。上の写真はビーチの中にテーブルとイスを持ちこんで乾杯していたヨーロピアンのグループ。日本では考えられないシーンを見られるのも特徴。朝から晩まで飽きないビーチ。それがサイリー・ビーチなのだ。
 今回のタオ島ダイブの最大の目的はオイランハゼを見ることだった。ビーチからすぐで、水深1メートルの場所のため、風がなく、うねりもない、などの条件がそろわないとできないスペシャルダイブだ。濁りがあり、透明度はよくなかったが、お目当てのハゼは認識できた。狙いは求愛行動のディスプレイ。メスに自身をアピールするため、オスが自分の背びれや胸びれ、尾びれを全開させる。写真で何度も見て、ずっとあこがれていた生きものだ。
 前回の滞在では、条件がそろわなかったため、一度もできなかったから、意気込んで入った。マンツーマンダイブしてくれたKOKIマネジャーが、活きのよさそうなオスを探してくれた。実際に見ると、気の強そうなヤツだ。レンズを向けても、まったく穴に引っ込む気配がない。チラチラとこちらを見ては、砂の中にあるエサをものすごいスピードで捕獲。時には、カメラの目の前で砂を巻き上げる?始末だ。
 なんだかんだあって、このハゼをマークすること約40分経ったころだろうか。突然、なんだかモゾモゾし始めた。すると、穴から飛び出してホバリング。自慢のひれを全開させた。その姿は、まさに映画で見るような花魁のように美しい。思わず、レギュレーター越しに叫んでいた。結局、120分ダイブで求愛ディスプレイは2度だけだったが、見られただけで満足。透明度抜群の時には、あちらこちらでディスプレイしまくっているという。そんなシーンを見たいなあ。
 ダイビング後のお楽しみは夕焼けを見ること。サイリービーチがちょうど西向きなため、太陽が水平線に沈む瞬間を拝むことができる。滞在期間中、前半は曇りばかりで見られなかったが、後半はなんとか見られた。日によって、雲の形なども違うから、いろんな彩り方の空が見られる。上の写真は干潮時に水たまりのように残った水面が鏡になったシーン。また、北の空を見ると、西の空以上に赤く染まった夕焼けも見られるのだ。
 陽が落ち、夜になると、浜辺では「ポイ」ショーが見られる。両端に火をつけた木の棒を、体勢をいろいろ変えながらクルクル回す。見ようによっては、火だるまになっているようで、なかなか迫力があって面白い。
こちらは「BIG BLUE ポイ部」のMAYUKO部長。手づくり??のポイを使って、KOKIマネジャーにお手本を見せているシーンだ。部員も募集中だとか。腕をメキメキと上げて、いつかは本物のポイでゲストにショーを見せてくれるのだろうか?何日いても飽きることのないサイリー・ビーチ。ダイビングを楽しんで、アフター・ダイビングも楽しむ。だから、タオ島は何度訪れても飽きることはないのだ。

6 コメント:

Shing さんのコメント...

風邪治ったみたいで良かったです。
タオでは、楽しいひと時を共に出来て良かった。

海の写真もいいけど、陸の写真もすごくイイですね!
一枚目の写真は、横チンさんの無くなった便所サンダルを、ファランがビールを飲みながら探している時の写真ですか?

あと、ビール一本しか飲めないのは、キャラではないので、次回までに飲めるようにして下さい!!
フィズでマンゴージュースって。。。(笑)

Big Blue さんのコメント...

確かに陸の写真も良いですね。
流石、プロ!

今現在、オイランハゼが凄いです。
先日やっと時は、小一時間で30回以上開きました。
2分に1回以上というペースですが、
実際は、集中して開く時間帯があるので、
その時は、1分間に2〜3回開きます。
まさに撮りたい放題!
しかも寄りたい放題!!
写真を撮っているゲストを横目にうらやまし〜!
と思ってました。。。

Take4

SOTAKOKI さんのコメント...

3つの記事はタオの魅力がぎっしり詰まっていて、
目を通していて心が熱くなりました!

オイランダイブでは悪条件に手こずりましたが、
待ち続けた末に1回目に飛んだ瞬間から、
逃さずシャッターを切る姿には感動すら覚えました。

次回は是非ベストショットを撮りに来てくださいね。

横チン さんのコメント...

Shingさん
たぶん、寝冷えだね。タオと同じ感覚で窓を開けて寝ていたから…。1枚目の写真は午後のダイブを控えて、ナンユアン島に行った帰りに、珍しい光景を見た時に押さえたものです。スリッパ紛失事件の時のものではありません。ビール1本しか飲めないのじゃなくて、飲まないようにしているんです。健康のためにね。

TAKE4さん
海の写真も、陸の写真もまだまだです。修行が足りません。オイランハゼが1時間に30回以上も開いたんですか??撮り放題じゃないですか。うらやましい…。でも、集中力を鍛える意味では、今回の2回でよかったんじゃないかなと思います。次回は、いろんなアングルから撮りたいですね。

KOKIさん
最後の最後にオイランダイブができてよかったです。オイランを見ずに日本には帰れなかったですからね。いやあ、本当に悪条件でした。でも、2度開いたから、結果オーライです。今度こそは好アングルからのオイランを撮りますので、その時もガイドをよろしくお願いします<(_ _)>

NAOMI さんのコメント...

本当に陸の写真も素敵。
さすが、プロですねぇーーーーー。
サイリービーチの雰囲気が伝わって来て、タオにいる私達でもキュンとするのに、
日本で読んでる部員の方達は切なくなるのでは???

横チン さんのコメント...

NAOMIさん
ありがとうございま~す。僕の中では、トップのヨーロピアンの乾杯写真が今回のタオ修行のベストショットかも。日本じゃありえない光景ですからね。陸の写真は水中写真と同様、難しいです。でも、NAOMIさんたちタオ在住の人たちには日常的な風景に見えても、僕たち訪問者にはすべてが新鮮に映ります。だから、撮りがいがあります。季節ごとに彩りを変えるサイリービーチの模様を、ブログで伝えてくださいな。

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