汽水域でマニアックダイブ ~西表

2010/08/23
調子に乗って西表第2弾、今回はマニアックです・・・

滞在中は台風4号の影響も多少あったのですが後半はなんとか収まり、
西表の人気ポイント「仲之神島(通称=オガン)」へも船が出せるようになりましたが、
実は自分は汽水域のマングローブ林で潜ってきました。

西表ではオガンに行けたかどうかはステータスのようなちょっとした目安にもなるのですが、
カメラ機材が抵抗にもなりかねない結構な流れの中、不確定な大物狙いをするよりも、
ひとつの場所でじっくり撮れるポイントの方が写真派には向いてるのでは。
という判断もあり結果としては大正解でした。

汽水域は川の淡水と海水が混じりあうため、通常の海とは違った魚を見る事が出来ます。
川に近いので潮が満ちていても水深は1.5mほど。立てば何気にエギジット出来てしまいます。
ダイブコンピュータが反応しない事もしばしば。
俗に言う変態ダイブのひとつかもしれません。

今回前半戦のお目当ては羽衣鯊。
雄の方が一回り大きく、鰭が大変美しい鯊です。
運と粘りがあれば鰭をバンバンに開く求愛ディスプレイも見れるそうですが、
名前の通り、天女の羽衣のような姿は普通に見ても綺麗であります。(けど♂なんですけどね・・・)



西表の汽水域といえば花魁鯊もそこら中に居るのですが、
我々タオ島育ちは例の場所で求愛ディスプレイまでしっかり見せてもらえているので、
見るだけの今回はスルー、完全に脇役扱いでした。

ガイドさんから花魁を勧められても「あ・・・」「うん・・・」のようなテンションの低さ。
ホントならこれだけで1ダイブしてもいいくらいなのに、今回は写真の扱いもぞんざいです。
図鑑的には花魁の本家?は西表のはずですが、
マニアックなタオ島メインで育ってしまった偏ったダイバーの悲しい性かもしれません・・・
ある意味ガイドさん泣かせであります。


後半戦はボートにいったん戻りポートをワイドに換装してマングローブ林へ。
(1ダイブ間で一眼でマクロ-ワイド付替えしてる時点でかなり変態度は上がっています。)
タイトル写真にあるような水中からのマングローブごしの青空や半水面にして遊んでみたり。


マングローブ林での名物は南跳び鯊こと沖縄方言で「とんとんみぃ」。

この鯊結構変わってて干潟で生きるための適応をしています。

・移動するために前鰭が手のように発達している
・加えてピョンピョンと跳びはねる
・目の乾燥を防ぐために瞼がある
・同じく乾燥を防ぐために時折水を飲んで頬にためる




まだ見たことないのですが、有明湾のムツゴロウもこんな感じなんでしょうかね。

ぱっと見は小汚い鯊(失礼)ですが、愛らしい事この上なし。
ピョンピョン跳んだりゴクゴクと水を飲む姿はホントにかわいらしく動画の方が分かりやすいかも。
ビデオ派の方にも是非是非撮ってもらいたいところです。

干潮時はダイビングでなくても観察できるので白浜小学校裏で一度ご覧ください。
潜りもしないのにウェットスーツを着て、鯊と匍匐前進で対決している姿は変態そのものですが・・・

マングローブ域の魅力をご紹介のはずが、
気づけばとんとんみぃばかりを熱く語ってしまったような・・・
西表にお越しの際は、変態ダイブもとい汽水域ダイブお楽しみください。

今日の一句
「オガンより 汽水域にて とんとんみぃ」

4 コメント:

NAOMI さんのコメント...

とんとんみぃ!!
見てみたい!!白浜小学校の裏でも見れるんだね!
次回の西表でではリクエストするわ~。
マングローブの半水面いいね。
西表を感じさせる写真だね。

四八式潜水機 さんのコメント...

NAOMIさん>
西表やっぱりよかったですよ~。
ラティークさんも新しいスタッフ入ってパワーアップしてましたよ。

海人の家から徒歩1分。
来年は是非とんとんみぃ見にいきましょう!!

ぶーみん さんのコメント...

汽水域、面白そうですね♪
1枚目のような水面越しに空を見上げるような写真大好きです。
とんとんみぃも可愛い!!
ますます西表に行ってみたくなりました。

そしてオガンよりも汽水域の選択の話・・・
私も同じ意見です。
コンスタントに安定して写真が撮れるってフォト派には大切な要素かもしれませんね。

四八式潜水機 さんのコメント...

ぶーみんさん>

西表はぶーみんさんもきっとはまる事間違いないですよ!
汽水域リベンジもしたいし、
さらにマニアックな渓流域にも行ってみたいです。

フォト派にはたまらん場所です。
是非いつか。

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