ヤマドリのディスプレイ→産卵

2010/06/28


こんにちは!
久しぶりの投稿のJUNです!

あまりにも伊豆の記事ばかりだったので今回はタイの記事にしたかったのですが、
ちょっと最近あまりにも熱いシーンをおさえてしまったので、今回も相変わらず、伊豆で
いこうと思います!!

さて、写真はヤマドリというネズッポの仲間のディスプレイです。
この背びれのテントのようなヒレ、すごくないですか!?
サイリーでみた、あのオイランハゼ以来の衝撃ですよこれは。

場所は東伊豆は富戸、時間は夕方日没前

ヤマドリは、昼間に出会うとのろのろしていて動きも緩慢なのですが、
この時間になると急に動きが活性化します。

1匹の強いオスは半径10m四方に4匹~5匹のメスを従えてコロニーを形成しています。
そして、1730ころから、オスは自分のテリトリーを徘徊しはじめます、
そして、こんな感じで、メスに対してヒレ前回で猛アピール。
奥にメスがいるの、、わかりますか?(ちょうど向かい合う形で、オスのヒレをメスは見定めしているようにも見えます)
最初のうちはメスはオスをじらすように、逃げます(笑)
写真は、逃げられたメスに必死にアピールするオス。「おーいまってくれー」と言っているようですね。

オスの粘り強いアピールに口説かれてしまったメスは、こんな感じで肩を寄せ合うように・・・



そして、、おなかを合わせるように二人は飛び立ちます。水の中で、飛び立つという表現は変ですが、
普段底で這うような生き物なので、底から浮かび上がって泳ぎ始めるのは、飛び立った、という表現が適切のようにおもいます。

さっきまでのメスのそっけなさはどこへやら。
いわゆるツンデレです。

ツンデレの作戦はヤマドリ業界でも一定の効果があるようです。


仲良しですね^^  オス、顔真っ赤だし。
信じられないですが、昼間はこいつ青い顔してます。どんだけのぼせ上がってんだ。完全に頭に血が上っている感じ。

↓ちなみに昼の顔
ほら、真っ青でしょ。

熱々の二人は、二人でくるくる回転しながら、どんどん上昇していきます。


背中側からのショット。くるくる回るのでいろいろの角度から写真撮り放題。
こうしてみると、尻ビレで相手を支えているようにも見えます。

そしていよいよラストシーン。大体1~1.5mくらい上昇した場所で産卵。 
写真のオスとメスの間の白いモヤモヤっとしたやつが卵です。この卵にオスが精子をかけます。
たまたまかもしれませんが、誓いのキスをしているような・・^^

これで、終了。メスはこの後、ぐったりとして寝てしまいます。

オスは、次のメスの場所へとそそくさと向かいます。
さっきの誓いのキスはなんだったんだ!?笑 ヤマドリは、なかなかのプレイボーイです。

今回は80分で、4回ほどこのシーンを見ることができました。

最後にこちら。まだヒレの小さい弱いオス。彼は、メスにまったく持てず、さっきのオスに威嚇されて
追っ払われてしまいました。小さいほうが、ヒレの色が綺麗だったので、ぼく個人としては
がんばってほしかったのですが・・・笑
大きくなって、早くモテるようになれよー!

ということで、今回はヤマドリの生態をお送りしました。

ヤマドリの産卵は、毎年6月がピークのようです。
結構マニアックなダイビングになりますが、みなさんも生態ダイビング、いかがですか?

かなり高確率で狙える生態だと思います。

狙えるポイントは限られるので事前の調査を怠りなく。
基本的に、伊豆界隈のエリアは日没前の時間のダイビングが制限?されていて
多くのポイントで潜ることができません。
今回はじめて富戸にいったのですが、富戸も1ヶ月に1度だけ、サンセットダイビングが
許可されているようで、この日もヤマドリの産卵見たさにダイバーがわらわら
集まっておりました。

ちなみに、僕がお世話になっているサービスは、
IOPを中心に活動する、サービス
さかなや潜水サービスさん
です。



あー楽しかった!

タイでも、ギチベラの産卵やオイランハゼのディスプレイ、トウアカクマノミのハッチ、等など、面白い生態がたくさん見られると思いますので、こういうのが好きなマニアックな人はぜひリクエストしてみてくださいねー!

ではまた!

JUN

ぼくのブログもよかったらみてください。

9 コメント:

Big Blue さんのコメント...

おぉっ!これは凄い生態シーンやね!!
レンベで一緒にみたニシキテグリの産卵を思い出すな。

ってか、何でこんな遅い時間に書き込みしてるかって?
それは、Wカップを見てるからだよ。
(注:明日もダイビングです・・・)

忠誠浮力を取ってぷかぷか水中を漂うだけでも気持ち良いし、
色とりどりの魚屋サンゴを眺めたり、群れに巻かれたりするのも、
ジンベエをはじめ大物を狙うのも、全部、ダイビングの楽しさだけど、
産卵や求愛などの野生の生態シーンを目の当たりにするのも
本当に感動するダイビングの醍醐味だと思う。

これからも勉強していろんな生態シーンを解明しておきます。

TK4

JUN さんのコメント...

ぼくもみてますよ。
もうこっちは3時すぎてますが・・・
アルゼンチンみたくて・・笑
(注:明日仕事です)

でもたけし先生、夜遅いだけあって、コメントの変換間違いが多いっすよ笑
忠誠やら、魚屋やら、、笑

ヤマドリ、このヒレの派手さはオイランハゼにも引けをとらないんじゃないかなと思ってます。

すごく思うのは、「ヤマドリ」っていう名前がもっとかっこいい名前だったらもっと人気者になったんじゃないかなーということ。笑
なんか、魚なのに鳥?みたいな。

シミランには、スターリドラゴネットでしたっけ?
ネズッポいますよね。あれが大量発生したら、
サンセットダイビングで見れるかもですねー^^

ぜひ、いろいろな生態を明らかにしてください!楽しみにしてます。

Shing さんのコメント...

最初、脱皮してるのかと思いました(笑)
彼らは、昼の顔と夜の顔を使い分ける出来る男達ですね。
それにしても、寄り添った感じが神秘的。
のぼせてる感じも可愛らしいデス...。

四八式潜水機 さんのコメント...

ディスプレイの赤・黄・青の色どり素敵です。

求愛はこれくらい情熱的にやらんといかんのかな。
・・・魚に学んでどうすんねん。というツッコミはなしで。

ぶーみん さんのコメント...

部長のコメントに思わず笑ってしまいました(^艸^)

こういう生態シーンって、夢中で見入ってしまいますよね。
自分のことのようにドキドキしちゃったり・・・

ちびっこの♂も、いつかモテる日がくるといいですね♪

JUN さんのコメント...

■shingさん
ありがとうございます^^
こいつら、ほんとうは、ヒレ全開のシーンも後ろ黒抜きしたかったんですけどねー。

ごらんのように、周りは、海草が多くって、彼らと同じ目線になると
海草の中にカメラが埋まってしまって、まったく撮れなくなってしまうんです。意外と角度が難しくて・・。
もう一回やりたいです。。

■部長!
そのリアクションを止められると、コメントしづらいじゃないですか!w

■ぶーみんさん
そうなんですよー。ちびっこがんばってほしかったなー。
でかいやつが、他の場所へ俳諧しているスキに、メスを一生懸命ナンパしてたんですけどねー。
おもいっきり無視されてました・・・涙
ちなみに、後から写真を並べていかにも物語風ですが、写真撮ってるときは、
必死なので、あまりメルヘンなことを考える余裕なしです(爆)

NAOMI さんのコメント...

おーおー、ヤマドリアツイね!!!
本当にTKも書いてるけど、
レンベで一緒に見たニシキテグリの産卵を思い出すね。

ギチベラもそうだけど、日没近くとか夕方になってから、
産卵行動する魚って多いよね。
あのダイバーも減り始め少し夜が近づいてくるその時間に
俄然がんばりだすオスが愛おしく見えます。
ヤマドリのオスも顔真っ赤にして必死だね!!
そして、女子はツンデレ。。。

サダちゃん、魚の世界から学ぶって笑っちゃったよ。
がんばれーーーーー(笑)

NAOMI

JUN さんのコメント...

■ナオミさん
ニシキテグリよりも写真の難易度は全然低かったよ。
ライト当てまくり、ストロボたきまくりでも彼らへっちゃらだった!
もう、オンステージで産卵って感じ。

ニシキテグリよりもだいぶおっきいしね。
ニシキテグリもまた見たいねーー。

NAOMI さんのコメント...

うん、また見たい!!!
ニシキテグリは結構繊細だったもんねー。

NAOMI

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